
切らずにたるみを改善する
たるみを改善しようとすると、皮膚を切り取ったりリフトアップのために皮膚内部に異物を挿入したりしなければ、従来であればあまり効果を期待することができませんでした。しかしながら、新しいサーマクールの開発により、切らなくてもたるみの改善を行えるようになったのです。この方法では、レーザー治療を用いて皮膚の内部に熱を照射し、その刺激の働きによってコラーゲンが生成されることで皮膚全体を引き上げようとするリフトアップ効果を期待できます。
日本での導入例が少ないが効果抜群
たるみ治療に効果の高い最新のサーマクールは、まだまだ日本では導入例が少ないです。その理由は、導入コストが高いこと、その上治療コストがかかってしまうことから、導入を躊躇している美容皮膚科や美容外科クリニックなどが多いと言われています。また、サーマクールの機器を扱う上での注意点が多く、施術を行う人も訓練された人が必要です。そのために、サーマクールの施術を受けられるクリニックは限定的であるものの、高いエイジングケア効果を期待できます。
レーザーによる痛みを軽減する独自のメカニズム
実は、従来のサーマクールではレーザー照射を行う際の痛みが強いことが問題点として挙げられていました。しかし、最新のサーマクールではそうした問題点を改善し、レーザー治療を行う際に痛みを軽減するメカニズムが新しく導入されたのです。それは、レーザー照射を行う際にヴァイブレーション効果を高めることにより、痛みを振動に変えることで、痛みを緩和するメカニズムが導入されました。
サーマクールは、人体に負担がない程度の高周波を放つ機器を使うことで、肌の引き締め効果が期待できる施術として注目度が高まっています。